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SUZUNE

修繕とレースのアップリケ

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住まいのサポートを担当した80歳代女性のお客様から、
「ニットの虫食い穴を修繕したいのだけど」とのご相談を受けました。

ニットは同じ糸でないと、いかにも繕った印象のかがり目になりがちです。
穴の数も10箇所以上ありそうで、キレイにかがっても手間が掛かるわりに
見栄えがいまひとつになりそうな予感。

そこで、かがり目をアップリケで隠すことに決めました。

お預かりしたニットは3枚。
見栄え良く、それぞれに個性を出しつつ適正な価格に押さえるにはと、
手芸店を4件廻って材料をチェックしました。

既製品のアップリケは、ごく小さなものでもひとつ何百円か掛かります。
そこで全身に虫食いが飛んでいるニットのジャケットには、
ドレスに仕立てるようなレース生地のモチーフを切り取って、散りばめることにしました。

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虫食いの位置を確認しながらアップリケのレイアウトを試していると、
お客様と ≪ 皇室の名宝展 ≫ をご一緒した折に聞いた
「伊藤若冲の華やかさも美しいけれど、酒井抱一の自然美が好き」との言葉を思い出し、
葉が風に舞うイメージでまとめました。

虫食いを隠すためのアップリケが、役目以上に素敵なニットにしてくれました。


赤のルーズセーターには黒の既成のレースを付けて豪華に。
円形の小花はヤングミセスに人気の手芸洋品店で見つけたリボン状のものを切り取ったもの、
豪華なレースは通っぽい客が集まるお店で見つけました。

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紫のベストタイプには、可愛らしい手編みモチーフとお手持ちのスイスレース。
手編みモチーフは手芸好きのシニア女性が編んでくれたもので温もりを感じます。

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永年愛用のニットが新しい顔でワードローブに返って来たと、とても喜んでいただきました。

これを羽織ってのお散歩を楽しみに出掛ける回数が増えれば、店主も嬉しいです。









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by あゆあゆみうみう  at 2009年12月08日16:17 |  鈴音アトリエ便り |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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