Fri
03/30
2018
襟のこと

襟を外して店頭に飾っていただいた紬のジャケットの後日談です。
再展示した翌日にはお買い求めくださる方に出会ったと、
お店のオーナーから連絡がありました。
ところが「お客様から、また襟を付けることはできるかと聞かれてしまって…」」と、
困惑した様子の質問に魂消てしまいました。
そのお客様は以前に襟付きでご覧になって、欲しいと思ってくださっていたそうです。
何と言う、間の悪さ。 こんな展開になるなんて。
生地もなく、以前の襟にはもう戻せません。
お客様に喜んでいただける手立ては、ひとつしか思い付きませんでした。

そう、付け襟です。
付け襟を外した状態で、春色のストールやブラウスのデザインなどでも
お顔周りのコーディネートを楽しんでいただければ嬉しいです。
スポンサーサイト