朝晩の風の冷たさに、季節は進んでいると実感します。
今から重宝する、軽いコートを泥大島で作りました。

この泥大島の着物を手にしたとき、絹の柔らかな光沢と軽さに惹かれました。
袷の着物を解いていくと、想像以上に薄く軽い布だと分かりました。
縫い目を一針ずつ丁寧に切っていっても、縫い糸の方が強く、
布に針穴が目立つところもあります。
良いところを集めて、この形ができました。
前後の身ごろに裏地を付けて、普段の立ち振る舞いには、
気兼ねなく着られるようにしています。
渋い色柄なので、紅や芥子色のストールやアクセサリーを足して、
より深く秋色を楽しんでいただきたいコートです。
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by あゆあゆみうみう at 2012年10月25日14:29 |
鈴音アトリエ便り |
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