Fri
09/07
2012
母・娘 それぞれの和布
プラチナ箔かしら・・・と目が輝く、きれいな帯からショルダーバッグと、
間道(かんどう)のシックな帯からハンドバッグを作りました。
箔の帯は、アバンギャルドな洋装を好むアダルトな娘さん、
間道の帯は、日常を和装で過ごすお母様からのお預かり品です。

この箔の帯を選んだ友人(娘さん)は、あちこちの市や骨董店などを捜し歩いて、
掘り出し物を見つける名人です。
見つけた途端に「バッグにしたい」とひらめいたそうです。
帯のしなやかさが際立つように、ショルダーのストラップをいつもより1センチ幅太にしました。
一方のお母様は80歳代。
病院の行き帰りに使いやすく、和装・洋装のどちらにも似合う形をとのリクエストです。
娘さんと相談して、カマボコ型のハンドタイプにしました。

「間道」と聞いても、歴史的なことが分からなかったので調べてみると、
~室町時代から桃山時代にかけて渡来し、このかんとうという名称は
中国の要港である広東から由来したものだといわれています~ とありました。
茶道の仕覆(しふく)に使われることも多いそうで、
お母様もバッグを作った残布で、袱紗入を作りたいとお話しです。
共に和布に親しむ暮らしでも、好みがあまりにも両極端なお二人の様子が愉快な母娘です。
間道(かんどう)のシックな帯からハンドバッグを作りました。
箔の帯は、アバンギャルドな洋装を好むアダルトな娘さん、
間道の帯は、日常を和装で過ごすお母様からのお預かり品です。

この箔の帯を選んだ友人(娘さん)は、あちこちの市や骨董店などを捜し歩いて、
掘り出し物を見つける名人です。
見つけた途端に「バッグにしたい」とひらめいたそうです。
帯のしなやかさが際立つように、ショルダーのストラップをいつもより1センチ幅太にしました。
一方のお母様は80歳代。
病院の行き帰りに使いやすく、和装・洋装のどちらにも似合う形をとのリクエストです。
娘さんと相談して、カマボコ型のハンドタイプにしました。

「間道」と聞いても、歴史的なことが分からなかったので調べてみると、
~室町時代から桃山時代にかけて渡来し、このかんとうという名称は
中国の要港である広東から由来したものだといわれています~ とありました。
茶道の仕覆(しふく)に使われることも多いそうで、
お母様もバッグを作った残布で、袱紗入を作りたいとお話しです。
共に和布に親しむ暮らしでも、好みがあまりにも両極端なお二人の様子が愉快な母娘です。
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