Mon
02/28
2011
蓬莱の珠の枝

古布の販売会で、昔話の絵本で見たような枝珊瑚の柄に出会い、
『 かぐや姫 』のおはなしを思い出しました。
『 かぐや姫 』がくらもちの皇子に所望したという、
手に入れるには至難の宝物「 蓬莱の珠の枝 」は「 根は銀、枝は金、実は白 」とあるので、
枝珊瑚そのものではありませんが、
絵本には、あきらかに枝珊瑚の形をしたものが「 蓬莱の珠の枝 」として描かれていたように
記憶しています。
珊瑚は丸く磨かれた珠や、自然の形を残した枝珊瑚などがありますが、
海の宝物として古の時代から崇められているのは、
3月の誕生石になっていることからも想像できます。
珊瑚のもたらす意味は、魔除招福、長寿、知恵と言われていますが、
その姿形と照らし合わせると、なるほど!と感じます。
そんな枝珊瑚柄の帯で、レッスンバッグを作りました。


横幅42センチ×縦30センチと大きめで、
本体開口部はファスナー、前面がマグネット付収納部、
後面が18センチのファスナーポケット付となっています。
浅い春の頃、選んでいただきたいバッグです。
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