Fri
04/10
2009
観察散歩

4月にしては汗ばむくらいの昨日、満開の桜見物に出掛けた。
連れは住まいのサポートのクライアントである、80歳代後半の女性。
美しく咲き重なる花々が作る奥行きのある景色は、
引きこもりがちな心身を先へ先へと歩を進めてくれるので
付き添うのにも 励まして〈歩かせる〉 という苦労がない。
むしろ 〈歩かせ過ぎない〉 よう体調に配慮しながらの散歩になる。



現在クライアントの新築計画のサポートをしている。
建築家の図面や事務手続きが終わって現場が動き出すまでクライアントは休止状態。
サポーターである歩音は、建築計画にまつわる何かを持続して、
クライアントの新しい住まいへの関心が途切れないように努めている。
今回の散歩もそのひとつ。
日常でない場所での身体の動きの観察も、
新居での動線や、キッチン周りの可動域の設定のヒントになる。
例えばこんな場所でひと休みしながら、動きのチェック。

続きは次回☆
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